性病のウィルスなどの感染
性病に感染するのはいつ？
性病の原因となるのはウィルスや細菌など目に見えない小さなものです。
感染した瞬間にそのことを自覚するのは難しいでしょうが、性病にもし感染した場合、どこかの瞬間にウィルスなどが体内に入り込んでいるのです。
目に見えないからこそ、その感染の瞬間にできることはほとんどなく、これを防ぎたいなら感染経路を知っておき、それを避けるのが有効です。
性病のウィルスなどに感染する主要なきっかけとなるのは性的な行為です。
成人すると性行為を行うことも多いでしょうが、このときは双方の性器がふれあいます。
これら性器の粘膜部分に性病の原因となるウィルスや細菌がいることが多いのです。
もしそのような状態で性行為をすると、相手の粘膜部分へとウィルスなどが移動します。
このようにして感染するのです。
これを知ると、とにかく性行為を避ければいいように思えるでしょう。
しかし性行為さえ避ければ問題ないわけではありません。
最近ではオーラルセックスやディープキス、肛門を使ったセックスなどもありますよね。
これら性的な行為によってもやはり性病のウィルスや細菌が相手にうつることがあるため、性病の感染の機会となっています。
目に見えないこれら性病の原因をなるべく防ぎたいなら、性行為はもちろん、その他の性的な行為もあまり不用意にはしないことです。
もちろんパートナーがいる方など、性的な行為を一切しないのは現実的ではありませんよね。
性病を持っていない相手ならこれら行為をしても感染の危険性はほとんどありません。
性的な行為をする相手をしっかり選ぶことが大事です。
感染したウィルスや細菌の除去はどうする？
すでに性病のウィルスや細菌などに感染してしまい、性病となった方など、それらの除去の方法が知りたいところでしょう。
もしそれが細菌が原因となる病気の場合、たとえばクラミジアや淋病といったものなら、専用の抗生物質で治療できます。
各性病の原因となる細菌に有効な抗生物質がわかっていますから、それを使えば体内にいる細菌を殺すことで除去できます。
ではこれがコンジローマなどウィルスが原因となる場合はどうでしょうか？
このときは抗生物質を飲んで除去するという方法が使えません。
この薬は細菌に対して有効なもので、ウィルスには効かないのです。
ではどうするかというと、お肌の表面付近にいるウィルスについては液体窒素など使って破壊するほか、ウィルスの増殖を抑える塗り薬などを使ったりします。
これらで地道に体内に入っているウィルスを減らしていく方法となり、根気が必要になることが多いです。
そもそも感染を防げた方がいいですから、性病には十分注意してください。
