コンジローマはパートナーが原因? | コンジローマにかかってしまったら

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コンジローマはパートナーが原因?

コンジローマにかかってしまったと気が付いたときに、最も悩むのがパートナーのことです。
特定のパートナーがいる場合、悩みの一つは、コンジローマにかかっていることを打ち明けるべきかどうかということです。
コンジローマは性病です。
コンジローマという病気に詳しくない人なら、浮気を疑うのはよくあることです。
自分以外の人と性行為をしてうつされたのではないかと疑われることに悩むのではないでしょうか?

もう一つの悩みは、パートナーが、自分以外の人と性行為をして、コンジローマをうつされたものが自分に移ったのではないかという疑いです。
実際に、性病に感染したことが原因になって破局してしまうカップルは少なくありません。
しかし、コンジローマのことをある程度知っていれば、どちらの悩みも、悩んでもしょうがないことだということが分かります。

コンジローマは潜伏期間が非常に長い性病です。
また、自覚症状が出にくい性病でもあります。
潜伏期間は2カ月から8カ月程度ですが、自覚症状出るまでにはもっと時間がかかります。
例えば感染してから6か月目に発症して気が付いたのが8カ月目なら、この間にパートナーが変わることはそれほど珍しいことでもないのです。
そう考えると、あながち浮気がどうのこうのと揉めるのは的外れなのかもしれません。

また、特定のパートナーがいなくて複数のパートナーと性行為をした場合には、どのパートナーが感染源かも特定しにくいものです。
コンジローマは自覚症状が出にくいので、自分がコンジローマに感染していると知らない人もたくさんいます。
そんな場合には、もう確認のしようもないのが現実です。

もし、コンジローマに感染したのではないかと感じたら、パートナーと一緒に検査を受けるのが理想的です。
まず、自分が検査を受けてみてからパートナーにも検査を受けるよう促しても構いません。
コンジローマに感染していることが分かった場合には、性行為を慎んだ方がいいのですが、この場合にもパートナーに理解してもらう必要が出てきます。
パートナーに隠して性行為をすることは、何も知らないパートナーに病気をうつすとても卑劣な行為です。

いずれにしてもコンジローマに対する正しい知識を身に着けることと定期的な検査を受けることはとても大切なことです。
コンジローマの感染経路をよく知れば、乱脈な性生活の所為ばかりではないことがよくわかるはずです。
疑うよりはまず治療が先決だということが理解できるはずなのです。