コンジローマの心当たり | コンジローマにかかってしまったら

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コンジローマの心当たり

コンジローマにかかっているのではないかと心配になった場合の、一番の心当たりといえば性行為です。
コンジローマの潜伏期間が2カ月から8カ月、また、感染から自覚症状が出てくるまでの期間を考えて、1年ぐらい前までのパートナーが感染源かもしれません。
心当たりを探ってみましょう。
もし、1年ぐらい前から同じパートナーが続いているなら、その人も感染している可能性が濃厚です。
その人にも検査を受けてもらいましょう。

もし、複数のパートナーと同時進行的に関係がある場合には、心当たりの探りようもないのが現実です。
理想的に言ってみれば、その人達にも検査を受けてもらうようにしましょう。
パートナーに、性病の検査を受けてもらうように話すのは勇気のいることかもしれません。
しかし、検査を受けて、感染しているかどうかが確認できれば、その人にとっても、とても役立つ検査だったことになります。

コンジローマは放置すれば、パートナーを病気にしてしまう病気です。
早期に治療する機会があった方が、その人のためにも、もしかしたら現れるかもしれない将来のパートナーためにも大いに役立つことなのです。
コンジローマの検査を受けるようにパートナーを説得すること、逆にコンジローマの検査を受けるように説得された場合、両方ともパートナーのことを思えば、冷静に話し、受け止めるべきことです。

コンジローマは性経験がない人もかかっている事実が確認されています。
多いのは家族間の感染です。
家族の誰かがコンジローマに感染している場合、浴室の椅子、使いまわしのタオル、トイレの温水洗浄機のシャワーなどが感染経路になる場合もあります。
公衆浴場の椅子も感染経路になりやすいものです。
心当たりのある人は、すぐにでも対策をするべきです。
浴室の椅子は必ず、よく洗ってから座る、タオルの使いまわしは止めるなどです。
トイレの温水洗浄機も、シャワーを出してすぐに使わずに、しばらく待ってから使うようにしたいものです。

単に水道水ですすぐだけでも、何もしないのとは比べ物にならないほど感染率は低くなります。
50度以上の熱湯なら殺菌効果が非常に高くなります。
ぬるま湯よりは、水の方が効果的です。
水道水には次亜塩素が含まれています。
次亜塩素は温度が高くなると抜けてしまうのです。

また、性器付近に傷があれば感染しやすくなります。
ひっかき傷などの小さな傷でも、コンジローマの原因菌は感染します。
体に傷がある場合には、浴室の椅子を使わない、浴槽に入らないなどを心がけましょう。